【無料・講習会】遺伝情報を取扱う企業が遵守すべきガイドラインについて
「(消費者向け)遺伝子検査サービス」で提供されるものは、疾病の診断や治療・投薬の方針決定を目的とした医療分野の検査とは異なり、利用者に気付きを与え、利用者自らの行動変容を促すサービスとして拡大しており、疾病の予防、健康の維持、増進等ヘルスケアへの寄与が期待されます。しかし、その一方で、検査の質の保証、会社の信頼性、検査結果と解釈への科学的根拠の正確性、倫理的・法的社会的諸問題、宣伝広告面での配慮、個人遺伝情報保護など、様々な課題も挙げられます。事業者は一定のルールのもと、消費者にわかりやすく適正な「遺伝子検査サービス」を提供することを促進していく必要があります。
当協会の自主基準ガイドライン改訂ポイントの紹介、昨年より経済産業省で議論されている「消費者向け(DTC)遺伝子検査ビジネスのあり方に関する研究会」の進捗、統合指針の説明などを行政のご担当者をお招きして、ガイドラインの理解促進、望ましいあり方について考える講習会を開催します。尚、本事業は経済産業省 令和2年度ヘルスケアサービス社会実装事業補助事業として実施します。
「遺伝情報を取扱う企業が遵守すべきガイドラインについて」
経済産業省 令和2年度 ヘルスケアサービス社会実装事業 補助事業 講習会
<日時> 2021年2月25日(木)14:00~15:30 @ZOOM
<対象> 会員及び遺伝子サービス取扱事業者、遺伝子サービスの販売を検討している会社など
<費用> 無料
<主催> 一般社団法人遺伝情報取扱協会
<概要>
14:00~14:10(10分) 一般社団法人遺伝情報取扱協会(AGI)について
一般社団法人遺伝情報取扱協会 事務局長 城戸 忠之
14:10~14:20(10分) ヘルスケアガイドラインについて
経済産業省 商務・サービスグループ ヘルスケア産業課 高木 花鈴様
14:20~14:35(15分) AGI自主基準の改訂のポイントについて
一般社団法人遺伝情報取扱協会 自主基準委員会委員長 石倉 清秀
14:35~14:55(20分) 消費者向け(DTC)遺伝子検査ビジネスのあり方に関する研究会の背景と議論の方向性と三省統合指針について
経済産業省 商務・サービスグループ 生物化学産業課 北角 理麻様
14:55~15:20(30分) ディスカッション
モデレーター
消費者向け(DTC)遺伝子検査ビジネスのあり方に関する研究会 座長
東京医科歯科大学 難治疾患研究所 ゲノム応用学部門 分子疫学 教授
村松 正明様
15:20~15:30(10分) 質疑応答
15:30 閉会挨拶
一般社団法人遺伝情報取扱協会 理事 佐藤 恵一
<お申込み方法>
ZOOMによるオンライン開催です。こちらのWebフォームより必要事項をご記入の上、お申込みください。
本講習会につきましては、[ こちらのPDF ] もご確認ください